縮毛矯正で内巻きのボブは作れる？？

縮毛矯正・髪質改善の専門店　サロンドエメです。

INDEX -目次

縮毛矯正で内巻きのボブが作れるの？

かわいいボブスタイルは幅広い年齢層の方に人気です。

ボブといっても

・ストレートボブ

・外はねボブ

外はねボブ　出典http://kaino.co.jp/Hair/hairStyle/1325

・内巻きボブ

とその幅はとても広く、またそれがボブ人気の秘訣ですよね？

今回はくせ毛の方に特に人気の

縮毛矯正で作る内巻きのボブスタイルについてご説明していきます。

縮毛矯正では内巻きのボブが作りにくい！？

従来の縮毛矯正をされたことのある方、特に肩くらいのボブで縮毛矯正をかけたことのある方は

縮毛矯正をすると

・毛先がまっすぐすぎる

・自然な内巻きにならない

そんな経験をお持ちだと思います。

ではなぜ従来の縮毛矯正だと内巻きボブが作りにくいのか？

についてご説明していきましょう！

従来の縮毛矯正だと内巻きボブが作りにくい理由

それではよくある縮毛矯正だと内巻きのボブが作りにくい理由についてご説明します。
縮毛矯正は主に２つのステップでくせ毛をストレートヘアにしていく技術です。
簡単にご説明します。
①薬剤を使用してくせをやわらかくする過程（軟化作業）

②アイロンやブローでくせをまっすぐにする過程（熱処理）

の２ステップでストレートにしていきます。
この過程の中で従来の縮毛矯正では内巻きにしにくくするポイントがあるのです。
その理由は３つあります。

①内巻きボブに必要な薬剤のパワーバランスの見極め

従来の縮毛矯正剤は
・健康毛用
・ミドルダメージ用
・ハイダメージ用
の３種類で展開されている事がほとんどです。
「これで十分じゃないの？」

と思われる美容師さんも多いのですが、実は一つ大切な事を忘れてしまっているのです。

それは

お客様の髪質

についての概念がすっぽり抜けてしまっているのです。

・細い髪

・太い髪

・クセの強弱

髪質とダメージ

に合わせた薬剤を適材適所で使い分けしないと自然な内巻きのボブを作る事は至難の技です。

②高温のアイロンを使用するリスク

縮毛矯正で使用するアイロンの温度は１８０℃という高温です。
髪はタンパク質から出来ているというのはみなさんご存知でしょうか？
タンパク質が炭化（焦げて硬くなってしまう事）し始めるのが約８０度前後から。
そう考えるとかなり適切にアイロンを使用しないと髪は焦げてしまいます。
料理を想像して頂くと分かりやすいと思うのですが、
みなさんもご存知の通り、焦げてしまった卵焼きは硬くなり少しの力でバラバラに崩れてしまいます。

もし髪の毛が硬くパリパリになってしまっていたら・・・？
・毛先が柔らかい内巻きにならない
・根元からぺったんこのボブ
そんなヘアスタイルになってしまうのではないでしょうか？

③髪質（くせ・ダメージなど）・薬剤に関するプロの経験と知識

縮毛矯正は美容室の中でも特に髪への負担が大きい技術です。
これまでお伝えした通り
技術や髪質・薬剤コントロール、タイムコントロールなど様々な要因が重なり合い
可愛らしいボブが作られます。
これらが噛み合った時に可愛い自然な内巻きボブができるのです。
以上の３つの理由から縮毛矯正で内巻きのボブを作るのが難しい。
と言えるのですね。